【将棋】羽生善治九段がコロナ陽性で対局延期 王座戦は挑決T決勝進出中、勝てば藤井王位に挑戦

AI要約

将棋の羽生善治九段が新型コロナウイルス陽性で体調不良のため対局延期を発表。

羽生は対局相手や関係者にご迷惑をおかけし、療養に努める旨を述べた。

羽生は現在王座戦の決勝に進出しており、挑戦者決定トーナメントで永瀬拓矢九段と対戦する予定。

【将棋】羽生善治九段がコロナ陽性で対局延期 王座戦は挑決T決勝進出中、勝てば藤井王位に挑戦

 将棋の羽生善治九段(53)が9日、X(旧ツイッター)を更新。新型コロナウイルス陽性による体調不良で対局を延期すると発表した。

 「先程、将棋連盟HPから報告がありましたように体調不良により病院で診察を受けた所、新型コロナ陽性と診断されました。11日の順位戦の対局は規定により延期されます」と伝えた。

 続けて「主催社、対戦相手の大石七段、対局準備に携わって下さった皆様には御迷惑をおかけしてしまい誠に申し訳ありません」とした。

 最後に「また、今後多くの関係者の皆様に日程の調整をお願いすることになるかもしれず大変心苦しいのですが、何卒よろしくお願い申し上げます」と締めくくった。

 将棋連盟の公式サイトによると「弊社団所属棋士・羽生善治九段が、新型コロナウイルスに感染したことが確認されましたのでご報告申し上げます。羽生九段は、体調不良のため検査を受けた結果、新型コロナウイルスに感染していることが判明いたしました」と発表。続けて「つきましては、規定に基づき7月11日(木)の第83期順位戦B級1組羽生善治九段-大石直嗣七段を延期し、療養に努めます」とした。

 羽生は現在、第72期王座戦の挑戦者決定トーナメントの決勝に進出中で、永瀬拓矢九段と対戦する。勝てば藤井聡太王座に挑戦する。