日立造舲の子会社 船用エンジンの燃費データ改ざんで、立ち入り調査
日立造船の子会社が船に使われるエンジンのデータを改ざんして出荷していたことが発覚し、国土交通省が立ち入り調査を行った。
日立造船からの報告によると、1364台のエンジンが改ざんされ、1999年9月以降に出荷されていたことが明らかになった。
国交省は今後も調査を進め、関係会社に対する措置を検討する方針。
日立造船の子会社が船に使われるエンジンのデータを改ざんして出荷していたことがわかり、国土交通省が立ち入り調査を行いました。
国交省によりますと、今月5日、日立造船から子会社の「日立造船マリンエンジン」と「アイメックス」が、船に使われるエンジンの燃料消費率のデータを改ざんし、出荷していたと報告がありました。
これを受け国交省は熊本県長洲町にある「日立造船マリンエンジン」の工場に立ち入り調査を行いました。これまでに改ざんが確認され出荷されたエンジンは、1999年9月以降、1364台に上るということです。
国交省は「アイメックス」の工場についても今週水曜日にも立ち入り調査を行う予定です。(ANNニュース)