【独自】都知事選で「異常行動検知システム」を初運用…聴衆の不審行動を「AI」で検知 安倍元首相銃撃事件受け配備

AI要約

都知事選挙期間中、警視庁がAIを使った異常行動検知システムを初めて運用。

システムは不審な行動を検知し、拳銃を取り出すなどの危険行為を防止。

選挙警備に新しい技術が導入される一方、手荷物検査や金属探知機の使用も徹底された。

【独自】都知事選で「異常行動検知システム」を初運用…聴衆の不審行動を「AI」で検知 安倍元首相銃撃事件受け配備

今回の都知事選挙の期間中、聴衆の不審な行動を「AI」で検知する新しいシステムを、警視庁が選挙警備として初めて運用したことが分かり、演説会場で活用された様子をFNNのカメラが捉えた。

7月2日に秋葉原で行われた小池都知事の街頭演説会場では、数メートルの高さにカメラが設置されていた。

「異常行動検知システム」と呼ばれる仕組みで、聴衆の中から拳銃を取り出そうとする行動や、落ち着きのない不審者の行動があった場合「AI」が検知する。

関係者によると、警視庁は、今回の選挙の街頭演説で複数回、運用したという。

都内の選挙活動の警備に導入されるのは初めて。

これは、2年前の安倍元首相銃撃事件を受けて警察庁がまとめた検証報告書で必要性が指摘され、配備された。

都知事選ではこの他、2023年の岸田首相襲撃事件の際に不十分とされた、手荷物検査や金属探知機の使用なども一部の陣営で徹底された。