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中国語が使われたスポーツ賭博に関するサイトへ 京都府の中小企業向け情報セキュリティサイトが不正アクセス被害
京都府の中小企業に向けて情報セキュリティに関するアドバイスをするサイトが不正アクセスの被害にあったことが明らかになりました。
被害にあったのは、京都中小企業情報セキュリティ支援ネットワーク(Ksisnet)で、中国語のスポーツ賭博サイトにリダイレクトされる事態が発生しました。
警察や行政が再発防止に向けて取り組むとコメントしています。
![中国語が使われたスポーツ賭博に関するサイトへ 京都府の中小企業向け情報セキュリティサイトが不正アクセス被害](/img/article/20240704/668666dbeca43.jpg)
京都府の中小企業に向けて警察や行政などが情報セキュリティに関するアドバイスをするサイトが、不正アクセスの被害にあったことが分かりました。
不正アクセスの被害にあったのは、京都中小企業情報セキュリティ支援ネットワーク(Ksisnet)です。
Ksisnetは、京都府警のサイバー企画課が事務局となり、京都府や京都市、商工会議所、大学など26の機関が協力して、府内の中小企業に向け、情報セキュリティに関する啓発や相談などをするサイトです。
今月2日、このHPにアクセスすると、中国語が使われたスポーツ賭博に関するサイトに自動的に転送されてしまうことに府警の担当者が気付きました。サイトは現在、閉鎖されています。
Ksisnetのサーバーには、メールマガジンの登録のために入力された、メールアドレス315件や、個人の名前181件が残っていたということです。
京都府警サイバー企画課は、個人情報が流出した可能性は低いとし、「事案を重く受け止め、原因については鋭意捜査・調査し、再発防止に向けて取り組む」とコメントしています。