北大東島に空自レーダー配備検討 防衛省、住民説明会を16日に行うと発表

AI要約

防衛省は北大東島に航空自衛隊の移動式警戒管制レーダーを配備する方向で検討しており、住民説明会を実施する予定。

北大東島は沖縄本島から東約360キロの太平洋上に位置し、隊舎や火薬庫の整備を検討し、自衛隊員約30人が常駐する予定。

現在、島に自衛隊施設はなく、地元の理解が得やすいことから防衛省が4年から配備の適地と判断していた。

北大東島に空自レーダー配備検討 防衛省、住民説明会を16日に行うと発表

沖縄県最東端の北大東島(沖縄県北大東村)に航空自衛隊の移動式警戒管制レーダーを配備する方向で検討している防衛省は4日、北大東村で16日に住民説明会を実施すると発表した。早ければ今月下旬~8月にも、村が配備の受け入れを表明する可能性がある。

防衛省によると、住民説明会は16日午後6時半から、北大東村人材交流センターで行われる。同村の住民以外の参加はできないという。

北大東島は沖縄本島から東約360キロの太平洋上に位置している。関係者によると、沖縄防衛局が島の北東部と南部の村有地約8ヘクタールを取得し、隊舎や火薬庫の整備を検討。移動式警戒管制レーダーの配備に伴い、自衛隊員約30人が常駐する予定だという。

現在、島に自衛隊施設はなく、村議会は令和3年12月、自衛隊誘致を求める意見書を全会一致で可決。防衛省も地元の理解が得やすいことなどから、4年から現地調査を進め、配備の適地と判断していた。