サハリン残留邦人が国に逆転勝訴 一時金支給認める 札幌高裁

AI要約

日本に永住帰国した樺太残留邦人の70代女性が、一時金不支給処分を不服として控訴し、札幌高裁で支給を認められる判決が下された。

女性の両親が戦後樺太に残留し、女性もソ連政府の制限で帰国できず永住。しかし、一時金申請は2015年に却下されていた。

裁判長は、女性が母親の監護下にあり、兄が支給条件を満たしている状況から、女性も残留を余儀なくされたと認定した。

サハリン残留邦人が国に逆転勝訴 一時金支給認める 札幌高裁