万博会場スタッフ、応募28倍 協会募集、時給の好待遇も一因

AI要約

2025年大阪・関西万博のEXPOサービスクルー募集に1万6828人の応募があった。時給は1850円で関西圏平均の約1.5倍。

サービスクルーは案内所や入退場ゲートでの業務を担当。採用は面接などを経て行われる。

万博関連スタッフの好待遇が異例となり、求人情報サイトでの平均時給より高い給与が支払われる。

 2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)は2日、万博会場で来場者案内を担う「EXPOサービスクルー」の募集に、定員の約28倍となる1万6828人の応募があったと発表した。時給は1850円で関西圏平均の約1.5倍。担当者は「貴重な経験ができる機会。好待遇も要因の一つだ」と分析している。

 サービスクルーは案内所での情報提供や入退場ゲートでの誘導、迷子対応を担う。面接などを経て採用者を決める。

 万博関連スタッフは人員確保のため、異例の好待遇が相次ぐ。求人情報サイト運営のマイナビ(東京)によると、関西圏のパート・アルバイトの5月平均時給は1246円。