小学校のプール 3日間『水出しっぱなし』教師が止め忘れ 職員室のボードに注水作業中と書くルールも失念

AI要約

教師が3日間も大阪市立小学校のプールで水を止め忘れ、水を『出しっぱなし』にしていた事件が発生。

注水作業中に職員室のホワイトボードに記載を忘れたことや、プールの授業が中止となっても水を止めず放置していた経緯が明らかに。

教師自身が3日間も水を出しっぱなしにしていたことに気づき、大阪市は再発防止のため取り組むことを明言。

小学校のプール 3日間『水出しっぱなし』教師が止め忘れ 職員室のボードに注水作業中と書くルールも失念

大阪市立小学校のプールで教師が水を止め忘れ、3日間にわたって水を『出しっぱなし』で放置していたことがわかりました。

大阪市によると東住吉区の市立矢田北小学校で6月28日(金)の正午ごろ、プールの水位が低かったため、教師が注水作業を始めました。

本来、水を入れた際には職員室のホワイトボードに注水作業中であることを記載するルールになっていましたが、この教師は記載を忘れていたということです。

そして、注水作業開始から1時間半後に予定されていたプールの授業が中止となり、教師はプールの水を止め忘れてしまいました。

さらに注水から5時間が経過した28日午後5時ごろ、別の教職員2人がプールの浄化装置の停止作業を行いましたが、プールへ注水していることには気づきませんでした。

土日を挟んで注水から丸3日がたった7月1日(月)の午後1時ごろ、水を止めていなかったことを思い出した教師は、プールの状況を確認しましたが、水は出しっぱなしになっていたということです。

なお、この注水による授業などへの影響はありませんでした。

大阪市は、教師がプールの水を止める忘れたことと、注水作業中に職員室のホワイトボードにその旨を記載していなかったことが、『3日間の出しっぱなし』の原因としていて「再発防止に努める」とコメントしています。