郡市長「模範となるべき教員による体罰と思われる行為」60代非常勤講師が椅子蹴り飛ばす 男子児童が転倒し2週間のけが 講師はその後退職 仙台

AI要約

男性講師が仙台市立小学校で男子児童の椅子を蹴り飛ばして転倒させけがをさせ、依願退職した件について報告があった。

事故は5年生の男子児童が転倒し怪我をし、講師は最初は誤った説明をしていたが後に事実を認め依願退職した。

市長や校長は事態を謝罪し、再発防止に向けて取り組む姿勢を示している。

郡市長「模範となるべき教員による体罰と思われる行為」60代非常勤講師が椅子蹴り飛ばす 男子児童が転倒し2週間のけが 講師はその後退職 仙台

6月、仙台市立の小学校で男性講師が男子児童の椅子を蹴り飛ばして転倒させけがをさせていたことが分かりました。講師は、すでに依願退職しています。

児童が転倒しけがをしたのは仙台市立人来田小学校です。

学校によりますと、6月13日午後、理科室で授業中、60代の男性非常勤講師が5年生の男子児童が座っていた背もたれのない椅子を蹴り飛ばしたということです。児童は仰向けに転倒しうしろの棚などに肘や尻を打ってねん挫や打撲の全治2週間のけがをしました。

講師は当初、学校に「蹴ったのではなく押しただけ」と説明していました。しかし、その後「前かがみに座っていた姿勢が気になった。なぜ蹴ってしまったのかは分からない」と説明を変えたということです。

講師は6月28日付けで依願退職しています。

これを受け郡市長は定例会見で陳謝しました。

仙台市郡和子市長:

「模範となるべき教員による体罰と思われる行為。本当にショック。児童・保護者に迷惑、嫌な思いをさせ申し訳なく思う」

また、小島拓也校長は男子児童の保護者に陳謝し不適切な指導だったとして今後、再発防止を徹底すると話しています。