爆発事故から11年ぶり花火大会 京都・福知山、要件満たし8月に

AI要約

京都府福知山市で11年ぶりに花火大会が開催される見通しとなった。露店爆発事故からの復活で、今年は露店の形態や出店エリアを限定して行われる予定。

2013年の爆発事故では3人が死亡し、以降大規模な花火大会が中止となっていたが、今回は15店舗の露店を設け、火気を使わない物販ブースとする。エリアも公園内に限定される。

地元有志でつくる実行委員会が主催し、市は開催の前提となる後援要件を満たしたと判断。安全対策を講じた上で、再び花火大会を楽しむことができる見通し。

 京都府福知山市は1日、見物客3人が死亡、55人が重軽傷を負った露店爆発事故以来、11年ぶりとなる花火大会が8月11日に開催される見通しとなったと明らかにした。地元有志でつくる実行委員会は、露店の形態や出店エリアを限定。市は開催の前提となる後援要件を満たすと判断した。

 爆発事故は2013年8月15日夜、花火会場となった河川敷で打ち上げ前に発生。小学5年の男児ら3人が亡くなり、大規模な花火大会はそれ以降中止となっていた。

 今回の計画によると、露店は店主らの身元が分かる15店舗に限定し、火気を使わない物販ブースとする。エリアも会場近くの公園内にとどめる。