雅子さま英国訪問でも注目された「馬アレルギー」と「マスク姿」 極秘で主治医が帯同した理由とは?

AI要約

6月22日から8日間の日程で、英国を公式訪問されている天皇皇后両陛下。訪英では、主要な行事が続き、皇后さまの馬アレルギーのため特別な配慮がされた。

雅子さまは前向きに公務をこなし、主治医も同行している。訪英では、自信を取り戻されつつあることが伺える。

雅子さまへの配慮として、マスク着用や主治医同行が行われており、イベントへの出席も慎重に検討されている。

雅子さま英国訪問でも注目された「馬アレルギー」と「マスク姿」 極秘で主治医が帯同した理由とは?

 6月22日から8日間の日程で、英国を公式訪問されている天皇皇后両陛下。今回の訪英は、2020年にエリザベス女王から招待を受けていたがコロナ禍の影響で延期になり、改めてチャールズ国王からの招待を受けたものだ。25~27日の3日間は、国賓としてホース・ガーズ・パレードで行われる歓迎式典、ウェストミンスター寺院での無名戦士の墓への供花、バッキンガム宮殿で行われるチャールズ国王夫妻主催の晩餐会など主要な行事が続いた。

 パレードは、陛下はチャールズ国王と、皇后さまはカミラ王妃がそれぞれ馬車に乗り、両国の国旗が掲げられた並木道を進んだ。馬車列が進むたびに、沿道では多くの歓声が上がり両陛下は笑顔で手を振られた。

 雅子さまは馬アレルギーのため、パレードの際には白いマスクを着用されていたが、雅子さまが「重度の馬アレルギーがある」と宮内庁が説明したのは、19年のこと。両陛下が即位の奉告のため伊勢神宮を参拝(親謁の儀)された際だった。

「両陛下が即位の奉告のため伊勢神宮を参拝される際、雅子さまが儀装馬車ではなく御料車(自動車)を使われました。今の上皇上皇后両陛下は馬車を利用されましたが、19年の参拝では、馬車を使われたのは天皇陛下だけでした。宮内庁はこの理由に雅子さまの馬アレルギーをあげました。当時は、御料牧場(栃木県)で子馬に触れられる様子も報じられていたので、ネット上ではアレルギーに疑問を持つ声も散見されました」(皇室記者)

■訪英に主治医が帯同した理由

 エリザベス女王の国葬の時も、両陛下は出発時には白いマスク姿、到着時には黒いマスクを着用していた。

「当時のイギリスは、すでに『ウイズ・コロナ』でマスクをしている市民はほとんどいませんでした。ただ、当時も今回もマスク着用は雅子さまのご体調を考えてのこと。雅子さまは精力的にご公務をされていますが、やはりご体調次第でスケジュールが変更になることもあります。パレードでマスクを着用されたのも、慎重を期されたためのご決断だったと思います。パレードの途中でご体調を崩すなどのリスクを回避するためといえます」(皇室ジャーナリスト)

 いまだご体調は回復の途上であるものの、雅子さまは前向きに公務をこなされ、一つ一つ無事にこなされることで自信を取り戻されてきた。また今回の訪英では、極秘で主治医も同行しているという。

「昨年6月のインドネシアご訪問では医師は同行していません。1週間の海外訪問でしたが、雅子さまは予定外のイベントに出席されるなど、とてもお元気な笑顔で人々と交流されました。今回、医師が同行するのはご体調に不安があるというよりは、念のため、という意味合いが強いといえます。特に英王室とは家族ぐるみの旧知の関係で、陛下とチャールズ国王は40年来の交流がありますから、やはり思い入れが強い分、緊張される部分も少なくないでしょう。そんな状況の中でも、そばに主治医がいることは心強いと思います」(同前)