九州で大雨、4県で600人避難・120校臨時休校…在来線の一部で運転見合わせも

AI要約

九州での大雨による影響と注意喚起について。

学校の臨時休校や交通機関への影響。

梅雨前線の停滞による29日も引き続き大雨の恐れ。

 梅雨前線の影響で、九州では27日夜から28日午前にかけて大雨に見舞われた。学校が臨時休校したほか、公共交通機関にも影響が出た。29日にかけて引き続き大気が不安定になる見込みで、気象庁は注意を呼びかけている。

 同庁によると、28日午前9時までの24時間降水量は、鹿児島県錦江町で230ミリ、大分県日田市で104ミリ、福岡県久留米市で92・5ミリなどを記録した。鹿児島県内では、指宿市などで20日の降り始めからの雨量が700ミリを超えた。

 読売新聞の28日午前9時現在のまとめでは、九州では福岡、大分など4県で約450世帯約600人が避難所に身を寄せ、小中学校、高校など少なくとも120校が臨時休校となった。交通機関は、鹿児島、宮崎、熊本3県で在来線の一部が始発から運転を見合わせた。

 前線は29日にかけて九州付近に停滞する見込みで、28日夜から29日明け方にかけて大雨になる恐れがあるという。29日正午までの24時間降水量は多い所で、宮崎、鹿児島県で120ミリ、熊本県で100ミリなどを予想している。