いすゞ2.6万台リコール ベンツも1.8万台 国交省

AI要約

いすゞ自動車、日産自動車、マツダのトラックに緩衝装置の破損による車体傾斜のリコール。

国土交通省によると、部品の耐久性不足により亀裂が生じ、不具合報告112件。

メルセデス・ベンツの乗用車に前照灯の設定問題によるリコール。

 いすゞ自動車は27日、トラック前輪の緩衝装置が破損して走行中に車体が傾く恐れがあるとして、同社の「エルフ」とOEM(相手先ブランドによる生産)供給した日産自動車「アトラス」、マツダ「タイタン」の3車種計2万6650台(2018年11月~22年12月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

 

 国交省によると、緩衝装置の部品の耐久性が不足しており、亀裂が生じて破損する可能性がある。不具合が112件報告されているという。

 また、メルセデス・ベンツの日本法人も27日、前照灯の設定に問題があるとして、乗用車「GLC220d4MATIC」など47車種計1万8285台(19年5月~23年2月製造)のリコールを届け出た。

 同省によると、前照灯の制御プログラムに不具合があり、通行帯の設定を一度変更すると右側通行用に固定されてしまうという。