いすゞ、2万6650台リコール 緩衝装置に不具合

AI要約

いすゞ自動車が緩衝装置に不具合があるとして2万6650台のリコールを発表。

耐久性が不足しているため、衝撃を和らげる機器内の板ばねに亀裂が生じる可能性がある。

対策として機器の点検、交換や補強板の追加を実施する。

 いすゞ自動車は27日、緩衝装置に不具合があるとして「エルフ」「アトラス」「タイタン」計2万6650台(2018年11月~22年12月生産)のリコールを国土交通省に届け出た。不具合の申告が112件あった。

 国交省によると、前輪と間接的につながっていて衝撃を和らげる機器の耐久性が不足しているため、機器内の板ばねの取り付け部分に亀裂が生じることがある。そのまま使い続けると破損して車両が傾く恐れがある。

 対策として機器を全て点検し、亀裂の有無に応じて対策品への交換や補強板の追加を実施する。