〈元大阪地検トップが準強制性交等の疑いで逮捕〉「奥さんの関係で辞めると口ごもってたな」官舎で酔って抵抗できない部下の女性に性的暴行か「5年も経ったこの時期に事件化は…」

AI要約

大阪高検が、元検事正の弁護士である北川健太郎容疑者を性的暴行の疑いで逮捕したニュースが発表された。

北川容疑者は経歴が輝かしく、優等生タイプではあったが、在任中に部下の女性に性的暴行を加えたとされる。

事件は5年前に起きたものであり、突然の逮捕発表に社会も驚きを隠せない状況である。

〈元大阪地検トップが準強制性交等の疑いで逮捕〉「奥さんの関係で辞めると口ごもってたな」官舎で酔って抵抗できない部下の女性に性的暴行か「5年も経ったこの時期に事件化は…」

現職検事正の不正を暴いた人気ドラマ「アンチヒーロー」もびっくりのニュースが飛び込んできた。大阪高検は6月25日、大阪地検検事正在任中に性的暴行事件を起こしたとして元検事正の弁護士、北川健太郎容疑者(64)を準強制性交等の疑いで逮捕した。高検は被害者のプライバシー保護を理由に認否や犯行日時場所を含めた詳細を一切公表していないが、関係者の話を総合すると検事正官舎で無抵抗の状態の女性部下に性的暴行を加えたとみられる。

北川容疑者は石川県出身で金沢大法学部を卒業し、1985年に検事として任官。

外務省に出向して在中国日本大使館で一等書記官を務め、大阪地検特捜部や西日本各地の検察で主要ポストを歴任、大阪地検刑事部長、那覇地検検事正、大阪地検次席検事、最高検監察指導部長・刑事部長などを経て2018年2月に大阪地検トップの検事正に着任した。

約2年間の在任中には、学校法人森友学園への国有地売却に絡み決済文書改ざん疑惑を持たれていた佐川宣寿元国税庁長官らを不起訴処分にしたことで知られる。

「経歴は輝かしく、一部報道では『関西検察のエース』のように書かれていますが、地味でおとなしい人ですよ。大型経済事件で被疑者を落として成果を挙げるようないわゆる特捜検事タイプではありません。

今回の事件は2018年から2019年ごろ、検事正官舎内で酒に酔って抵抗できない状態にあった部下の女性に性的暴行を加えたという容疑。

在任中の容疑とあって上級庁の高検が捜査にあたったわけですが、5年も経ったこの時期に事件化していきなり発表したのには面くらいました」(社会部司法担当デスク)

北川容疑者は大阪地検検事正を最後に63歳の定年を待たずに退官した。すぐに弁護士登録し、大阪弁護士会に所属して弁護士法人中央総合法律事務所で専門知識を活かした「オブカウンセル」となる。

昨年4月からは国立大学法人神戸大学で非常勤の学外理事も務めるなど、順風満帆な第2の人生を歩んでいたように見える。