新型コロナワクチン接種の岡山県内女性、国や製造元を相手に提訴

AI要約

50歳代女性が新型コロナワクチン接種後の後遺症で損害賠償を求めて訴訟を起こした。

女性は接種後に発熱や倦怠感、水ぶくれのあせも様な症状が2年以上続いていると主張している。

代理人とともに記者会見をし、ワクチンと症状の因果関係を訴えた。

 新型コロナウイルスのワクチンを接種した後遺症が2年以上続いているとして、県内の50歳代女性が、国や製造元の米製薬大手ファイザーの日本法人などを相手取り、計約1300万円の損害賠償を求める訴訟を岡山地裁に起こした。

 提訴は21日付。訴状によると、女性は3回目のワクチンを接種した2022年2月以降、発熱や倦怠(けんたい)感が続き、同年4月以降、四肢に水ぶくれをともなうあせものような症状が繰り返し表れているという。

 提訴後、女性は代理人を務める木原功仁哉弁護士と佐野栄紀・高知大学医学部特任教授と岡山市内で記者会見。女性は「接種前の私の体は戻ってこない。腹立たしく思う」と語った。

 佐野特任教授は「患部からはmRNAワクチン由来の(有毒な)たんぱく質が検出されており、症状とワクチン接種の因果関係は明らか」と主張した。