病気しながらも185日間万博通い「元気をもらった」 大阪にも

AI要約

2005年の愛知万博から20年を記念し、来年3~9月に愛・地球博記念公園で開かれるイベントを巡り、「万博おばあちゃん」の愛称で知られる瀬戸市の山田外美代さんが第1号の応援サポーターに就任した。

サポーター制度は自治体や経済団体などでつくる実行委員会が運用し、SNSでの発信やPRイベント開催などが想定される。

山田さんは愛知万博や上海万博に熱心に参加し、今回の記念イベントでは大阪・関西万博とも両会場を行き来する予定とのこと。

 2005年の愛知万博から20年を記念し、来年3~9月に愛・地球博記念公園(長久手市)で開かれるイベントを巡り、「万博おばあちゃん」の愛称で知られる瀬戸市の山田外美代さん(75)が第1号の応援サポーターに就任した。

 サポーター制度は自治体や経済団体などでつくる実行委員会が運用。サポーターの個人や企業によるSNSでの発信や、PRイベント開催などを想定する。

 山田さんは、愛・地球博(愛知万博)で会期の185日間、毎日会場に足を運んだことや、上海万博(2010年)で上海市から入場券が贈られたことで知られる。25年はこの記念イベントと大阪・関西万博が同時期に開催されるため、両方の会場を行き来して毎日通う予定という。

 今月21日、大村知事が名古屋市の県公館で、山田さんに登録証を授与。愛知万博のメインテーマは「自然の叡智」だったことから、山田さんは報道陣に「万博当時は病気もしていたが、(会場に通って)元気をもらった。万博を知らない世代にも、自然の大切さを感じてもらいたい」と語った。

 問い合わせは実行委事務局(052・954・6073)。