東京都知事選挙のポスター問題、鳥取知事「日本の民主主義が笑いものにされる」…選管に行動忠告

AI要約

鳥取県知事が東京都知事選のポスター問題を指摘。ポスターには不適切な内容が多数含まれていた。

公職選挙法を守ることが重要であり、選挙運動とは関係のないポスターが貼られていることに懸念を表明。

選挙管理委員会に対し、問題の解決を要求する一方で、民主主義を壊さないよう慎重な対応を求めている。

 鳥取県の平井伸治知事は24日、東京都知事選(7月7日投開票)のポスター掲示板に、候補者以外の人物などが写ったポスターが大量に貼られた問題について、「日本の民主主義が笑いものにされる可能性がある」などと指摘した。開会中の県議会一般質問で答弁した。

 20日に告示された都知事選では、風俗店を紹介する内容や有料サイトに誘導するQRコードが記載されたポスターが掲示板に貼られ、問題視されている。

 平井知事は、公職選挙法でポスターは「選挙運動のために使用する」と明記されている点を強調し、「どこが選挙運動か。やめさせないといけない」と東京都選管などの対応を批判。「公選法を守ろうとするばかりに民主政治を壊しかけている。たとえ訴訟になったとしても行動しなければならない」と選管に忠告した。