東京都知事選挙の政見放送、放送時間の合計は過去最長…テレビ28時間・ラジオ18時間

AI要約

東京都知事選の政見放送が始まり、56人の立候補者が過去最多の28時間に及ぶ放送時間で政策を訴える。

1人あたり5分30秒の持ち時間で、NHKなどで放送される。2016年の過去最長記録を2.5倍上回る放送時間となる。

52人の立候補者が政見放送を行い、都知事選に向けた激しい選挙戦が展開される。

 東京都知事選(7月7日投開票)の政見放送が24日、始まった。7月4日までNHKのテレビとラジオ、MXテレビ、TBSラジオで放送される。立候補者数が56人と過去最多になったことを受け、プロフィルのみを流す経歴放送と合わせた放送時間はテレビで計約28時間、ラジオで計約18時間に達する。

 政見放送は候補者が政策などを訴えるもので、1人あたりの持ち時間は5分30秒。NHK総合の場合、午前6時からと午後11時からの1日2回、各回40分程度で5~6人分の政見を放送する。4日までに各候補者は朝と夜の放送枠に各1回登場することになる。

 NHKによると、都知事選の政見放送は、2016年が過去最長だった。21人の立候補者全員が政見放送を行い、同局では当時、テレビ・ラジオともに計4時間32分を放送した。今回は56人中52人が政見放送を行う予定で、同局の放送時間は計約11時間と16年よりも2・5倍に増える。