「カオス都知事選」の政見放送始まる NHK総合で初回は6人で34分、大きな混乱なし

AI要約

東京都知事選(7月7日投開票)に立候補している56人の政見放送がNHK総合でスタートした。6人の候補者が自身のプロフィルや公約を訴えた。

NHK総合では6時台と11時台に放送され、計11時間6分の放送が予定されている。TOKYO MXやラジオ局でも放送予定。

都知事選の候補者数は過去最多で、政見放送では各候補の主張内容が注目されている。

 東京都知事選(7月7日投開票)に立候補している56人の政見放送が24日朝、NHK総合でスタートした。

 この日は、通常放送されている「おはよう日本」の放送時間となる午前6時から34分間、6人の候補者の政見放送が放送された。それぞれの候補者は、都知事選に出馬した経緯や自身のプロフィル、選挙戦で訴える公約などを訴えた。一部、特定の企業に対する私見などを口にするケースもあったが、大きな混乱はなかった。6時台の「おはよう日本」は、政見放送終了後の午前6時35分からスタートした。

 東京都選挙管理委員会が21日に公表した政見放送の放送予定によると、NHK総合では午前6時台と午後11時台に分けて放送され、各候補者が2回ずつ登場予定。38分の放送が14回、32分と35分がそれぞれ2回で、総放送時間は11時間6分に達する見込み。一部の候補者からは政見放送の申し込みがなかったとして、経歴放送のみの予定となっている。

 東京ローカル局のTOKYO MXでも放送予定で、各候補者は昼、夜、深夜の放送に各1回ずつ計3回登場予定で、総放送時間は17時間46分に達する見通し。NHKラジオ第1、TBSラジオでも放送される。

 今回の都知事選の候補者数56人は、過去最多。20日の告示日以降、ポスター掲示のあり方や内容をめぐる混乱も起きている中、政見放送での各候補の主張内容にも関心が集まっている。