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【独自】路面清掃車が幅寄せ“当て逃げ”!乗用車のミラーはバキバキに折れ損傷…迫る黄色い車に「死を覚悟した」広島市
広島市西区で5月30日に起きた路面清掃車による当て逃げ事件の概要を紹介。乗用車と清掃車の衝突瞬間や清掃車の逃走について述べられている。
乗用車の運転手は事故を回避するため急ブレーキをかけたが、衝突を回避できずに部品が飛び散る様子が描かれている。
事件後、乗用車の運転手が警察に通報し被害届を提出。清掃車は特定され、運転手から謝罪と修理費用の支払いを約束されたが、逃走の理由は明かされなかった。
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広島市西区の道路で5月30日、強引に車線変更した「路面清掃車」による当て逃げが発生した。運転手は当時を振り返り、「一瞬のことだったので、このままだと死ぬ事故になりえるなと思った」と話している。
広島市西区で当て逃げがあったのは、5月30日夜8時半ごろ。道路の一番右側を走っていた乗用車は、黄色い清掃車が左側の合流車線からどんどん迫ってきていることに気がついた。
乗用車の運転手は、「最初だんだん幅寄せして迫ってきたので。一瞬のことだったので、このままだと死ぬ事故になりうるなと思いまして…」と話す。
一瞬の出来事だったが、運転手は咄嗟に「死ぬかもしれない…」と直感したという。
運転手は清掃車との衝突を避けようと急ブレーキをかけたが、車が接触してしまい、車の部品が粉々になって道路に飛び散った。
運転手は事故を振り返り、「もう一瞬のことで、ミラーがバキバキ音を立てて、反対側に曲がってしまったので…」と恐怖の瞬間を語った。
撮影された映像でも乗用車側の部品が吹き飛び、双方の車が揺れる様子からも衝突は明らかな状況だ。
しかし、なんと清掃車はそのまま走り去ってしまったという。
ドライブレコーダーにはあまりの出来事に、「…オイ」とこぼす運転手の声が残っていた。
清掃車に衝突された車の運転手は、すぐに警察に通報し被害届を提出した。すると、その後の捜査ですぐに清掃車が特定されたそうだ。
さらに、清掃車の運転手本人から連絡もあったという。
話した内容を詳しく聞くと、「謝罪と、いくらくらい修理金額がかかったのかっていうので一応全額お支払いしますということで」と、謝罪と修理費用について話したそうだ。
しかし、なぜ清掃車が現場から走り去ってしまったかについては、説明がなかったという。
清掃車の業者は「イット!」の取材に対し、事実を認めたうえで、「接触に気がつかなかった。先方には謝罪しました」と話している。
(「イット!」 6月21日放送より)