「酷暑乗り切り緊急支援」8月から3カ月 電気ガス料金の補助再開表明 岸田総理会見

AI要約

岸田総理大臣が国会閉幕後の会見で、暑い夏を乗り切るための緊急支援策を発表しました。具体的には、8月から10月までの電気とガス料金の補助金再開やガソリン価格の緩和措置継続、秋に追加給付金の支給を検討すると述べました。

政治とカネの問題においては、第三者機関による政策活動費の監査や2026年1月の政治資金規正法施行に向けた取り組みを表明しました。自民党総裁選への再出馬に関しては、先送りできない課題に専念する姿勢を示しました。

岸田総理大臣は国会が事実上閉幕したことを受けて会見し、暑い夏を乗り切るための「緊急支援」として8月から10月まで電気とガス料金の補助金を再開すると表明しました。

岸田総理大臣

「『酷暑乗り切り緊急支援』として8月、9月、10月分、3カ月について電気・ガス料金補助を行います」

 また、ガソリン価格の激変緩和措置については年内の継続を表明したほか、物価高対策として年金生活者や低所得者などを対象に秋に追加で給付金の支給を検討する考えを示しました。

 一方、「政治とカネ」の問題では、政策活動費などを監査する第三者機関の設置や使用状況の公開は今の国会で改正された政治資金規正法が施行される2026年1月1日を目指すと述べました。

 また、9月の自民党総裁選への再出馬については「先送りできない課題に専念する」と述べ、明言はしませんでした。