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薬学部に離島出身者の募集枠、全国で初めて熊本・崇城大が開設へ…離島で就業する薬剤師を後押し
崇城大は2025年度入学者向けの薬学部入試で、離島出身者向けの募集枠を設ける。目的は離島の医療実情を知る人材を育て、離島医療の充実を図ること。
離島出身者は長崎、鹿児島、沖縄県の離島に3年以上在籍し、将来離島で薬剤師として働く意思がある人を対象とする。募集定員は5人。
選考は書類審査、試験、面接で行われ、特待生制度などの優遇措置がある。試験は11月17日であり、合格発表は12月2日。
崇城大(熊本市)は、2025年度入学者向けの薬学部の入試で、離島出身者が対象の募集枠を設けると発表した。医療が行き届きにくい離島の実情を知る人材を将来の薬剤師として育て、離島医療の充実を図る狙いだ。
崇城大によると、薬学部では全国初の取り組みという。対象者は長崎、鹿児島、沖縄県の離島(沖縄本島を除く)にある小中高校に計3年以上在籍し、出身の離島で薬剤師として就業する意思がある人。3県以外の離島出身者は個別に相談して判断するという。
募集定員は5人。書類と試験、面接で選考する。試験は熊本、福岡、鹿児島県で11月17日、合格発表は12月2日の予定。
受験者は入学検定料3万円を免除し、入学金30万円が半額となる。年間の授業料が50万円、実験実習費が半額になる特待生制度「ミライク50」の選抜対象にもなる。問い合わせは同大入試課(096・326・6810)へ。