2005年の東京・三鷹市の殺人事件 上地恵栄容疑者を容疑者死亡で不起訴処分

AI要約

2005年に東京・三鷹市で起きた殺人事件で上地恵栄容疑者が指名手配されましたが、容疑者死亡で不起訴処分となりました。

事件は飲食店副店長が包丁で殺害された際に起き、警視庁が捜査を行いました。

上地容疑者は石川県で自殺していたことが判明し、警視庁は書類送検していましたが、東京地検は不起訴処分としました。

2005年に東京・三鷹市で起きた殺人事件で重要指名手配され、容疑者死亡のまま書類送検された上地恵栄容疑者について、東京地検立川支部は容疑者死亡で不起訴処分としました。

 2005年11月、東京・三鷹市のアパートで飲食店の副店長・永野和男さん(当時53)が包丁で胸を刺されるなどして亡くなっているのが見つかりました。

 警視庁はその後、同居していた元暴力団組員の上地恵栄容疑者を指名手配し行方を追ってましたが、今年4月、事件の翌年に石川県加賀市で死亡していた人物が上地容疑者だったことが分かりました。

 警視庁によりますと、現場の状況などから自殺したとみられています。

 警視庁は上地容疑者が永野さんの胸を包丁で2回刺すなどして殺害したとして容疑者死亡のまま殺人容疑で書類送検していましたが、東京地検立川支部は18日、容疑者死亡で不起訴処分としました。