「なに見てやがんだ!」とあちこちでケンカを売っていたリコ(21)。小学生の頃からサンロク街にタムロ、“ぼったくりスナック”にも勤務。仲間が離れ“ぼっち”な日々に「なんかつまんなくて…」〈旭川・女子高生殺害〉

AI要約

旭川市で起きた女子高校生殺人事件に関わる内田梨瑚容疑者とA子の激ヤバな生活が明らかになった。

A子は事件後も普段通りの態度でバイトに行くなど、神経が図太い一面を見せた。

トラブルメーカーとして知られたA子は、被害妄想やお金のトラブルが絶えず周囲に影響を与えていた。

「なに見てやがんだ!」とあちこちでケンカを売っていたリコ(21)。小学生の頃からサンロク街にタムロ、“ぼったくりスナック”にも勤務。仲間が離れ“ぼっち”な日々に「なんかつまんなくて…」〈旭川・女子高生殺害〉

北海道旭川市神居古潭地区の橋の上から女子高校生(17)を川に落として溺死させた疑いで、道警に殺人など複数の容疑で逮捕された内田梨瑚容疑者(21)と19歳の女A子=ともに旭川市在住、無職=。同市随一の繁華街「3・6街(サンロクガイ)」で仲間とつるんでは無軌道な遊びを繰り返していた2人は、片や小学生時代からサンロク街に出入りして飲酒を覚え、もう一方は被害妄想から突然街中で暴れ出すなど、その“激ヤバ“な横顔が取材で浮かび上がった。

「A子は今回の事件を起こした後も、平気でバイトに出かけてましたよ。確か最近は旭川駅前の居酒屋だったはず」

A子とは同級生だったという女性はこう証言し、続けた。

「A子たちが事件を起こしたのは4月19日の未明と報道で知りましたが、その日の午後2時ごろ、私の友達がA子をバイト先まで車で送ってあげてたんです。その際もA子は普段と変わらない様子だったといいます。

しかも途中で友達の車が他の車にぶつけられて、警察も来たと思うのですが、事故処理中もA子は平然としていたそうです。事件を起こした日にバイトに行ったのも含めて、すごい神経してるなと思いますね」

同級生によると、A子は高校を2年で中退した後は、アルバイトを転々と変えながら生活していたようだ。

「A子はバイトをすぐやめて変えるので、お金はあんまり持っていませんでした。あの子は昔から変わっているというか、ちょっと被害妄想の気があって、その辺ですれ違う女の子に『あいつが見ている』と言い出してケンカを売るみたいに絡むということがありました。

それでトラブルになり収集がつかなくなって、最後はA子のお母さんにまで話が行くという事が何度かありましたね」

A子は、#4で「娘はずっと寂しかったと思う」と取材に証言した自身の母親と一緒にアパートの2階で暮らしていたが、1階の空き家に勝手に入りこんで友達と酒盛りするなど、トラブルメーカーとして有名だったという。

「他にも友達に包丁を向けたり、お金に関するトラブルはよく聞きました。友人は以前、A子と『千円払うならバイト先に車で送る』と約束して、送ってあげたことがあったんです。でも、しばらくしてA子から『さっきあげた千円返して』と連絡があり、あまりのしつこさにその千円を返したそうです。

そういうお金のトラブルは他にもけっこうあった。顔は可愛いんで男の人にはモテたけど、ヤンキー気質なところもあったので、リコさんと気があったのかもしれないですね」