ゴルフ場でガソリン入りバケツ爆発、殺人未遂容疑で男逮捕…「25年前に会社を潰された恨み」

AI要約

大阪府松原市のゴルフ練習場で、ガソリン入りのバケツを爆発させて従業員を負傷させたとして、会社員岡本勝年容疑者(65)が逮捕された。

岡本容疑者は従業員にやけどを負わせた疑いがあり、爆発したバケツには社長へのメッセージが添えられていた。

岡本容疑者は過去の恨みから犯行に至った可能性があり、一部容疑を否認している。

 大阪府松原市のゴルフ練習場で、ガソリン入りのバケツを爆発させて従業員を負傷させたとして、府警は17日、羽曳野市向野、会社員岡本勝年容疑者(65)を殺人未遂の疑いで逮捕した。

 発表では、岡本容疑者は5日夜から6日朝の間に、同市の「阿湯戸ゴルフセンター」の事務所入り口にガソリンを入れたバケツを設置し、爆発させて従業員男性(41)の左腕にやけどを負わせた疑い。

 府警によると、バケツには練習場の社長充てに「よろしければお使いください」などと書かれた紙が貼られ、従業員が移動させようとしたところ爆発した。噴霧器やペットボトルが取り付けられており、府警は爆発した仕組みなどを調べる。

 岡本容疑者はガソリンを約10リットル入れたと説明。「約25年前に会社を潰された恨みがあり、経営者を狙った。あの設備では死なないと思っていた」と容疑を一部否認しているという。