80歳の男性が運転する車が対向車と正面衝突 1人死亡4人骨折などの重傷 男性の呼気からはアルコール検出 さいたま・岩槻区

AI要約

80歳男性が運転する車が対向車に衝突し、1人が死亡、4人が重傷を負う事故が発生。

事故の詳細や被害者の状況が報告され、男性の呼気からアルコールが検出されたことが明らかに。

警察は酒気帯び運転の経緯を調査中。

16日夕方、さいたま市の県道で80歳の男性が運転する車が対向車線にはみ出して乗用車と正面衝突し、1人が死亡し、4人が重傷を負いました。男性の呼気からは、アルコールが検出されたということです。

16日午後6時ごろ、さいたま市岩槻区の片側1車線の県道で、「車同士の交通事故です」と目撃者の男性から通報がありました。

警察によりますと、市内に住む80歳の男性が運転する車が対向車線にはみ出し、別の車と正面衝突したということです。

この事故で、対向車線にはみ出した車の助手席に乗っていた野沢敏枝さん(77)が全身を強く打ち病院に運ばれましたが、およそ5時間後に死亡しました。

車を運転していた野沢さんの夫と44歳の息子も腹を強く打つなどして重傷だということです。

また、対向車線を走っていた車に乗っていた60代の夫婦も腕の骨を折る重傷を負いました。

野沢さんの夫の呼気からはアルコールが検出されたということで、警察は男性が酒を飲んで運転したいきさつなどを調べています。