“多摩川氾濫”想定で水防訓練 大水害から50年 市民の意識高揚狙う

AI要約

東京・狛江市で多摩川の氾濫を想定した大規模な水防訓練が行われた。

訓練には約300人が参加し、ヘリコプターで住民の救助や浸水被害への対応が行われた。

今年で多摩川水害から50年の節目で、市民の水害意識向上を狙って訓練が行われた。

“多摩川氾濫”想定で水防訓練 大水害から50年 市民の意識高揚狙う

本格的な雨の季節を前に東京・狛江市では多摩川が氾濫した想定で大規模な水防訓練が行われました。

 訓練は台風や大雨によって多摩川が氾濫した想定で行われ、市の職員や消防団員など約300人が参加しました。

 川に流された住民をヘリコプターで救助したり、浸水被害を想定して市民らが協力して行う排水作業や土嚢(どのう)の設置など本番さながらの訓練が行われました。

 1974年に多摩川の堤防が決壊し、建物19棟が流された水害から今年でちょうど50年の節目で、市民の水害への意識を高める狙いもあるということです。