立憲・枝野前代表 「私が首相なら、党首討論で『解散』言う」

AI要約

立憲民主党・枝野幸男前代表は、岸田文雄首相に対し、党首討論で解散を宣言するべきだと主張。内閣不信任を通信簿と例え、政権交代によって普天間移設工事を止める可能性を指摘。

枝野氏は、政権交代が必要と強調しつつも、米国との外交交渉が必要であることを認識。普天間移設工事の止め方については、具体策には触れず、努力を続ける姿勢を示す。

記者会見と講演会で、枝野氏は自身の立場を明確にし、政府の政策に対する姿勢を示唆した。

立憲・枝野前代表 「私が首相なら、党首討論で『解散』言う」

■立憲民主党・枝野幸男前代表(発言録)

 私が岸田文雄首相なら、(19日に予定される)党首討論で「解散します」と絶対に言う。ラストチャンスだから。そこで、全国民に向けてテレビ(中継)の前で言うしかない。

 内閣不信任は通信簿だ。年中行事として、学生なら通信簿があるように、会期末に内閣を信任していなければ「不信任」を出さなければおかしい。出すべきかではなく、出さない時に特別な理由がいる。そういう制度だ。

 (米軍普天間飛行場の沖縄県名護市辺野古への移転工事は)政権交代をしないと止まらないが、政権交代をしたら必ず止まるとは言わない。外交交渉であり、米国を無視して一方的に止めることはできない。ただし、本当にきちっと交渉すれば米国は同意するはずだ。それは自信を持っている。

 (工事を)止めるための努力は我々もする。いつ、どうできるかは責任持ったことは言えないのが現実。私はこの現実をしっかりと、いまから言わないといけない。

(さいたま市での記者会見と講演会で)