「最も健康」「最も信頼できるブリーダーから」は真っ赤な嘘だった…NYペットショップと「子犬工場」のあぶない実態

AI要約

ニューヨークでは12月15日からペットショップでの犬(猫・ウサギも含む)の販売が禁止される。

目的はパピーミル(子犬工場)とペットショップのあいだの、購入者から見えない繋がりである「パイプライン」を断ち切ることにあり、法案名は「パピーミル・パイプライン法」と名付けられている。

パピーミルは直訳すると子犬工場になるが、アメリカの動物愛護協会による定義は「子犬とその母親のニーズを無視して、利益のために子犬を大量生産する非人道的な大量繁殖施設」となっている。

日本でも今年2月、長野県松本市の施設で犬452匹を虐待、フレンチブルドッグ4匹とパグ1匹に対して麻酔なしでの帝王切開したことによる罪を問う裁判が行われたが、そうした場所がまさにパピーミルだ。

アメリカのペットショップで売られているパピーミルの子犬たちは、先天性・遺伝性の疾患、または感染症を患っている確率が高いことがわかっている。

日本でも8週齢規制があっても、ペットショップから買った犬に病気が多い一因になっている。

「最も健康」「最も信頼できるブリーダーから」は真っ赤な嘘だった…NYペットショップと「子犬工場」のあぶない実態