立民と維新が衆院議長らに「閉会中審査」を提案 皇族数確保策めぐり

AI要約

額賀福志郎衆院議長らは立憲民主党と日本維新の会から皇族数確保策について個別聴取し、議論を続ける意向を示した。

立民の野田佳彦元首相や維新の藤田文武幹事長も、夏休みを返上して議論を進める覚悟を持っていると述べた。

衆参両院は代表者会議での意見集約を断念し、個別聴取に切り替える決定をした。

立民と維新が衆院議長らに「閉会中審査」を提案 皇族数確保策めぐり

額賀福志郎衆院議長ら衆参両院正副議長は14日、立憲民主党と日本維新の会などから皇族数確保策について個別聴取した。衆参両院が今国会中の意見集約を断念する中、両党は閉会中審査で議論を継続すべきだと主張した。

立民の野田佳彦元首相は額賀氏らとの面談後、記者団に「(閉会後も)夏休み返上で精力的に議論をする覚悟という気持ちは伝えた」と述べた。また、維新の藤田文武幹事長も記者団に「閉会中も合意形成のための進捗を図っていくべきだということを申し上げた」と語った。

衆参両院は当初、13党派が参加する代表者会議で今国会中の意見集約を目指したが、個別論点で溝が埋まる見通しが立たず断念。また、額賀氏は窮屈な国会日程を理由に代表者会議から個別聴取に切り替える意向を示していた。