保育士「私物のカッター使った」 鹿児島、園児切り付け事件

AI要約

鹿児島市の認定こども園で起きた男児が首を切り付けられた殺人未遂事件について、逮捕された保育士笹山なつき容疑者が私物のカッターナイフを使用したことを認めている。

笹山容疑者は、大きな仕事を控えている中で子どもとの関係がうまくいかず悩んでおり、感情があふれてしまったことが動機であると話している。

容疑者は男児に恨みはなく、首を狙ったつもりもなかったという。事件当時、私物のカッターナイフをポケットにしまったまま園児たちと接していたと証言している。

 鹿児島市の認定こども園の男児が首を切り付けられた事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された保育士笹山なつき容疑者(21)が「私物のカッターナイフを使った」と話していることが13日、接見した弁護人への取材で分かった。

 弁護人によると、別の作業で5センチほどの私物のカッターを使っており、その後ポケットにしまった状態で園児たちと接していたと話しているという。

 動機について「大きな仕事を控えている中で、子どもとの関係がうまくいかないなどさまざまな悩みを抱え、ふと感情があふれてしまった」という趣旨の話をし、切り付けた男児に恨みはなく、首を狙ったつもりもないと説明している。