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「安全確保に全力を期す」法務省が全国の保護司にメッセージ
保護観察中の男が担当保護司を殺害した事件を受け、法務省が全国の保護司に安全確保の取り組みを呼びかけた。
保護局長のメッセージでは、事件が制度の根幹を揺るがす事態であることを強調し、活動に不安を感じた場合は相談するよう促している。
事件を受け、保護司の安全確保が急務となっており、法務省はこの問題に総力を挙げて取り組む姿勢を示している。
![「安全確保に全力を期す」法務省が全国の保護司にメッセージ](/img/article/20240610/6666eade15c18.jpg)
大津市の民家で、保護観察中の男が自身の担当保護司だった男性を殺害したとして逮捕された事件を受け、法務省は10日、全国約4万7千人の保護司に向けて「(殺人容疑が)事実なら、制度の根幹を揺るがす事態」「総力をあげて(保護司の)安全確保に取り組む」とのメッセージを出した。メッセージは押切久遠(ひさとお)保護局長名で、活動に不安を感じる場合には保護観察所に相談することも促した。(久保田一道)