NHKが国指定重要文化財の「旧金比羅大芝居」の一部を破損 Eテレ教養番組ロケで

AI要約

NHKが香川県の文化財である芝居小屋を破損し、その経緯を報告。

事故の詳細や破損物、けが人の有無についての説明。

文化財に対する深いお詫びと今後の対応についてのコメント。

NHKが国指定重要文化財の「旧金比羅大芝居」の一部を破損 Eテレ教養番組ロケで

NHKは10日、Eテレの教養番組のロケで、国の重要文化財に指定されている香川県琴平町の芝居小屋「旧金毘羅大芝居」の一部を破損したと発表した。

NHKによると、5月24日午後2時過ぎ、日本の古典芸能をテーマにした「芸能きわみ堂」(金曜午後9時)の収録のため、カメラマンが舞台上の出演者を花道で撮影していたところ、誤って客席に転落。升席を仕切る厚さ4センチ、幅5・5センチ、長さ119センチの木製の角材が折れたという。けが人はいなかった。

琴平町教育委員会によると、「旧金毘羅大芝居」は、天保6(1835)年に建てられた現存する日本最古の芝居小屋。

NHKは「貴重な文化財を破損したことを深くおわびいたします。関係機関の指導に従い、適切に対応してまいります。改めて文化財の保護を徹底してまいります」とのコメントを出した。