今週は各地で晴天続く 九州北部~関東甲信は記録的に遅い梅雨入りか

AI要約

本州付近の梅雨前線の影響は遠のき、晴れる日が増えつつある。

九州北部~東北では梅雨入りが遅れており、記録的にも遅い場所もある。

梅雨前線の停滞により、週中は晴れる日が続き、気温が上昇する予報。

今週は各地で晴天続く 九州北部~関東甲信は記録的に遅い梅雨入りか

6月上旬が終わろうとしていますが、本州付近はまだ梅雨前線の影響を受けづらく、今週は晴れる日が多くなりそうです。一昨日8日は九州南部、昨日9日は四国で梅雨入りしましたが、九州北部~東北の梅雨入りはしばらく先になるでしょう。記録的に遅い梅雨入りとなる所もありそうです。

6月中旬が終わろうとしていますが、九州北部~東北は梅雨入りがまだかなり先になりそうです。

明日11日(火)~14日(金)は、梅雨前線が本州の南にやや離れて停滞しやすいため、九州~北海道まで晴れる日が続くでしょう。気温も高く、九州~関東は真夏日が続出しそうです。6月中旬とは思えない天気になるでしょう。

15日(土)~16日(日)は梅雨前線が北上して、九州~関東で広く雨が降りそうです。早ければこのタイミングで梅雨入りとなるでしょう。

ただ、17日(月)には一時的に高気圧に覆われて、晴れる所が多くなるため、週末の梅雨入りが見送られる可能性もあります。

18日(火)も晴れる所が多いですが、九州は雲が広がり、雨が降る可能性もあります。

19日(水)以降は、ようやく本州付近は前線や湿った空気の影響を受けやすくなるでしょう。九州~関東は雨の降る日が多くなるため、遅くともこの頃には各地で梅雨入りとなる見通しです。東北も21日(金)頃からは雨が続くため、梅雨入りとなりそうです。

日本気象協会が6日(木)に発表した梅雨入り予想では、東北北部が6月21日頃、東北南部・北陸が6月19日頃 、関東甲信・東海・近畿・中国・九州北部が6月16日頃となっています。

関東甲信では6月後半(16日以降)の梅雨入りとなると17年ぶりで、中国や九州北部は16日頃の梅雨入りとなると過去5番目に遅い記録になります。

九州から東北が平年より遅い梅雨入りが近づく中、沖縄では早くも梅雨明けの可能性が出てきました。

那覇の2週間天気を見ると、今週末にかけては梅雨前線の影響を受けやすく連日雨の予報です。12日(水)頃にかけては、前線の活動が活発になり、場所によっては警報級の大雨となる可能性があります。今後の気象情報にご注意ください。

17日(月)以降は一転して、晴れる日が多くなるでしょう。太平洋高気圧が沖縄付近に張り出して、梅雨前線を本州付近まで押し上げるためです。

沖縄の梅雨明けの平年日は6月21日頃なので、来週が梅雨明けのタイミングとなる可能性があります。