長野で遭難相次ぎ2人死亡 五地蔵山と北アルプス

AI要約

長野県で山岳遭難が相次ぎ、男性2人が死亡したことが明らかになった。

無職男性は五地蔵山で斜面から発見され、男性会社員は白馬大池付近で発見された。

無職男性は登山客の通報を受けて捜索が行われ、男性会社員は家族の相談を受けて発見された。

長野で遭難相次ぎ2人死亡 五地蔵山と北アルプス

 長野県警は8日、山岳遭難が相次ぎ、男性2人が死亡したと発表した。長野市の五地蔵山(1998m)では、登山道から約70m下の斜面で名古屋市北区の無職男性(73)が死亡しているのを発見した。北アルプスの白馬大池の標高約2千m付近でも、川崎市高津区の男性会社員(69)を新潟県側で見つけた。

 無職男性は7日午後、何かが落ちる音がしたと登山客を通して通報があり、署員らが8日朝から付近を捜索していた。

 男性会社員は1日に1人で入山したが、下山予定日を過ぎても帰宅せず、3日午前に家族が県警に相談した。8日に新潟県側の山中で見つかり、長野県警のヘリコプターが収容、病院で死亡が確認された。