中部電力が元取締役への約7000万円の賠償を求める訴えを取り下げ ガス供給のカルテル問題で

AI要約

中部電力はガス供給をめぐりカルテルを結んだとされる問題で損害賠償を求めていた元取締役への訴えを取り下げると発表。

中部電力と東邦ガスはガスの供給で談合を行い、公正取引委員会から課徴金の納付を命じられた。

元取締役におよそ7000万円の損害賠償を求めていたが、関係者からの全額弁済で訴えを取り下げることを決定。

中部電力が元取締役への約7000万円の賠償を求める訴えを取り下げ ガス供給のカルテル問題で

中部電力などがガス供給を巡りカルテルを結んだとされる問題で中部電力は損害賠償を求めていた元取締役への訴えを取り下げると発表しました。

中部電力などは、大口のガスの供給を巡り、東邦ガスとともに談合を行っていたとしてことし3月、公正取引委員会からあわせて2600万円余りの課徴金の納付を命じられました。

中部電力は元取締役の男性について、「受注調整を認識しながら是正しなかった」としてあわせておよそ7000万円の賠償を求める訴えを先月起こしていました。

しかし、元取締役を含む関係者から全額が弁済されたとして訴えを取り下げることを明らかにしました。