田母神俊雄氏が怒り「また中国に馬鹿にされるだろう」靖国神社石柱落書き問題で政府の対応批判

AI要約

元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)が、靖国神社に落書きされた石柱について日本政府の対応を批判した。

中国籍の男が「toilet」と落書きし、出国したため警視庁が捜査中。中国外務省は外国での中国人の行動に注意を促す発言をした。

田母神氏は日本政府の抗議不足に憤りを表明し、東京都知事選への立候補も表明している。

田母神俊雄氏が怒り「また中国に馬鹿にされるだろう」靖国神社石柱落書き問題で政府の対応批判

 元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)は4日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、靖国神社(東京都千代田区)の石柱に落書きがされた問題をめぐり、日本政府の対応を強く批判した。

 中国籍の男が赤いスプレーで石柱に「toilet」と落書きし、SNSに投稿したとみられている。警視庁が器物損壊容疑で捜査しているが、この男や動画を撮影した人物はすでに出国したとされる。一方、中国外務省の報道官は3日の会見で「外国にいる中国公民は現地の法律・法規を順守し、理性的に訴えを表現するよう、改めて国民に促したい」などと述べた。

 田母神氏はXへの投稿で「中国人が靖国神社の石柱に『toilet』と落書き放尿した後その様子を動画サイトにアップ。中国政府はすぐに記者会見を開き『現地の法令を遵守し理性的に要求を表現するように』と言い訳をした」と指摘。その上で「なぜ日本政府は強硬な抗議をしないのか。事なかれ主義も極まれりだ。また中国に馬鹿にされるだろう」ともポスト。表だって抗議などの対応を示していない日本政府への強い不満を示した。

 田母神氏は、東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への出馬を表明している。