靖国神社に「トイレ」落書き、警視庁公安部が行方追っていた男は中国に出国

AI要約

事件は1日朝に発覚し、靖国神社の石柱がスプレーで落書きされた。

警視庁公安部が行方不明となっていた中国籍の容疑者が、中国に向けて出国していたことがわかった。

公安部は容疑者が石柱に落書きする様子を映した動画を捜査中であり、別の関与者も存在する可能性がある。

 東京都千代田区の靖国神社の石柱がスプレーで落書きされた事件で、警視庁公安部が器物損壊容疑で行方を追っていた中国籍の男が、1日に中国に向けて出国していたことが捜査関係者への取材でわかった。

 事件は1日朝に発覚。通行人が靖国神社境内の入り口付近にある「靖国神社」と書かれた石柱に、赤いスプレーで「Toilet(トイレ)」と書かれているのを見つけた。

 捜査関係者によると、SNS上で男が石柱に落書きする様子を映した動画が拡散しており、公安部がこの男が関与したとみて行方を追っていた。公安部は動画を撮影した別の人物がいるとみて捜査している。