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「深刻に受け止めないと」立岩陽一郎氏 自動車会社の「型式指定」取得での不正問題
ジャーナリスト立岩陽一郎氏が「めざまし8」に出演し、自動車会社の不正問題について深刻に受け止める必要性を語った。
トヨタ、マツダ、ヤマハ発動機、ホンダ、スズキの5社が型式指定取得で不正があったことを国土交通省に報告。3社で6車種の出荷停止を指示され、トップが謝罪会見を行った。
立岩氏は、ルールを守っていないことが問題であり、信頼が損なわれる可能性があると指摘。MC谷原章介もトップの対応に疑問を投げかけた。
![「深刻に受け止めないと」立岩陽一郎氏 自動車会社の「型式指定」取得での不正問題](/img/article/20240604/665e671edeaea.jpg)
ジャーナリスト立岩陽一郎氏が4日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。自動車会社の不正問題について、「絶対、深刻に受け止めないと」と語った。
トヨタ自動車、マツダ、ヤマハ発動機、ホンダ、スズキの5社は3日、大量生産に必要な「型式指定」取得での不正があったと国土交通省に報告した。このうちの3社で生産中の計6車種の出荷停止を指示された。これを受けてトヨタ、ホンダ、マツダではトップが相次いで謝罪会見を行った。
立岩氏は、「メーカーは性能に問題はないようなことを言っているようですけど、そういう問題ではなく、物作りの根幹であるルールを守っていないというところに立脚しないと。2度、3度あれば、世界でトヨタを代表とする日本の自動車メーカーへの信頼がだんだん厳しくなっていくんだろうという印象があります」とした。
また、MC谷原章介は、「車は工業製品ではなく、人の命を預かっている製品。ユーザーファーストであるべきですが、今回の会見でユーザーファーストと思っている人がどれくらいいるんでしょうか」と、トップの対応について視聴者に疑問を投げかけていた。