真鍋かをり、蓮舫による都知事選での自民党批判に「ウンザリ」…小池学歴疑惑を指摘する”ブーメランの女王”の「二重国籍」問題振り返る

AI要約
7月7日投票の東京都知事選への立候補を表明した蓮舫参院議員には期待と批判が向けられており、立憲民主党のエース級として注目を集めている。蓮舫氏は自民党と小池都政を批判し、都知事選に出馬する意向を表明した。彼女の攻撃力が注目されている。
真鍋かをり、蓮舫による都知事選での自民党批判に「ウンザリ」…小池学歴疑惑を指摘する”ブーメランの女王”の「二重国籍」問題振り返る

 7月7日投票の東京都知事選への立候補を表明した蓮舫参院議員に「期待」と「批判」が同時に向けられている。立憲民主党のエース級登場には「国政を大きく転換する流れを東京から全国へと広げていきたい」(共産党の田村智子委員長)と野党の一部からエールが送られるが、その一方で「共産党と堂々と連携する人は応援できない。共産党と連携する人が東京の知事では困る」(国民民主党の榛葉賀津也幹事長)といった厳しい声が寄せられているのだ。SNS上には台湾と日本の「二重国籍」問題を追及するコメントも相次ぐ。はたして、蓮舫氏が投票日までに受ける風は追い風なのか、それとも逆風なのか。経済アナリストの佐藤健太氏が解説するーー。

「自民党の延命に手を貸す小池都政をリセットして欲しい。その先頭に立つのが私の使命だ」。5月27日に所属する立憲民主党本部で記者会見した蓮舫氏は、政治資金パーティーをめぐる裏金問題で大逆風を受ける自民党をあらためて批判しながら、6月20日告示の都知事選に出馬する意向を表明した。

「自民党政治を終わらせなければいけないと思っている」

「今の自民党の政治は看過しがたいとの思いが一番強い」

 4月の衆院トリプル補選で不戦敗も含め「全敗」し、内閣支持率が低迷する自民党の岸田文雄首相に対する攻撃的な言葉を並べ、それを現職の小池百合子都知事と結び付けながら「小池都政をリセットする」と繋ぎ合わせる手法は強いインパクトを与えるものだ。蓮舫氏が共産党の支援を受けるからといって「共産党」ではないように、地域政党「都民ファーストの会」を事実上牽引する小池氏もいくつかの選挙で自民系候補を応援したからといって「自民党」であるはずはないのだが、強烈なメッセージを発することによって負のイメージを植え付けることには成功したと言える。

 テレビ番組のコメンテーターも反応は様々だ。タレントのRIKACO氏が「東京を背負うにはピッタリの女性。頑張って欲しい」とエールを送る一方、タレントの真鍋かをり氏は「自民党の裏金問題に野党が『わぁ~』と言うが、もうウンザリと思っているところに都知事選でもそうなるのか」と厳しいコメントを向ける。メディアにも「公平性」「バランス」を気にしている様子はうかがえない。

 注目度を増す蓮舫氏の「攻撃力」は有名だ。