ホンダ「都合の良い実績解釈があった」出力試験などの「認証不正」を謝罪

AI要約

ホンダは3日、車両認証不正を巡る問題を受け、謝罪会見を開いた。

ホンダは社内調査の結果、騒音試験と出力試験で不適切な事案があったことを報告した。

三部社長は認証業務に対する改善と遵法精神の再認識を訴えた。

ホンダ「都合の良い実績解釈があった」出力試験などの「認証不正」を謝罪

 ホンダは3日、車両認証不正を巡る問題を受け三部敏宏取締役・代表執行役社長らが会見を開き、「多大なご心配をおかけすることになったことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 ホンダは、国土交通省より型式指定申請における不正行為の有無などに関わる実態についての調査指示を受け社内調査を行ったところ、騒音試験と出力試験で不適切な事案があったことを報告した。

 三部社長は「臨床制度に関わる様々な試験は、お客様に安心安全に製品をお使いいただくための大前提となるもの。私どもホンダはこの結果を大変重く受け止めている」とし、謝罪した。

 今回の不正については、「都合の良い実績解釈があった。ワーストケースを保証していれば法規上は満たしているという解釈のもと判断が行われるなど、コンプライアンスという領域において認識の甘さから出たもの」とコメントし、「過去の事例においてこうした事例が起きたという事実は真摯に受け止め、我々の改善の糧として、さらに遵法精神を全社・全従業員で再度認識をし、認証業務にあたっていきたい」とした。

(ABEMA NEWS)