「両国から品川まで9時間」ぐるっと遠回りする列車が運行へ 「幻の路線」も走る

AI要約

2024年6月22日に、JR東日本びゅうツーリズム&セールスの臨時列車が両国駅から品川駅まで9時間かけて運行される。

異色な列車はレアなルートを経由し、18時10分に品川駅に到着する予定で、熱海駅で休憩もある。

このツアー用の列車には複数の乗車プランがあり、一部は既にキャンセル待ちとなっている。

「両国から品川まで9時間」ぐるっと遠回りする列車が運行へ 「幻の路線」も走る

 2024年6月22日(土)に、両国駅から品川駅まで約9時間かけて走る異色の列車が運行されます。これはJR東日本グループの旅行会社、JR東日本びゅうツーリズム&セールスのツアー用臨時列車「クリームに映える緑のストライプ国鉄型185系で行く両国発品川行きの旅」として運行されるものです。 

 この臨時列車は、両国駅を8時40分に出ると、新小岩操車場・新金線・田端操車場など、普段は旅客列車が走らないレアなルートを経由し、品川駅に18時10分に到着します。途中、熱海駅で休憩のためドアが開く予定です。

 

 通常、両国~品川間は中央・総武線各駅停車と山手線・京浜東北線を利用すれば25分程度で移動できます。臨時列車は、ぐるっと遠回りするルートで運行される形になります。

 JR東日本びゅうツーリズム&セールスは、ウェブサイト「日本の旅、鉄道の旅」でこの列車に乗車できる複数のプランを発売中。「ぐるり乗車プラン」や、窓際確約でモハ(電動車)に乗車可能な「モハ窓際プラン」、会津若松~下今市間で特別運行する「DL大樹」にも乗車できるプランなどを販売しています。ただ、既に一部ツアーはキャンセル待ちとなっています。