発車間際のJR武蔵野線「車掌が来ない」…ホームには乗客150人、回送電車として発車

AI要約

JR武蔵野線の普通電車1本が車掌の配置ミスで運休になった。強い雨風の影響でダイヤが乱れ、人員配置の変更が必要になった際、車掌が配置されていないことが判明。

運転士が車掌不在を指摘し、運転士なしで発車せざるを得ない状況に。乗客150人がいたが、電車は回送電車として発車した。

トラブルにより後続の電車に最大12分の遅れが出たほか、約2000人の乗客に影響が及んだ。

 JR東日本首都圏本部は29日、車掌の配置を忘れ、JR武蔵野線の普通電車1本が運休になったと発表した。強い雨風の影響で28日夜はダイヤが乱れ、29日は人員配置の変更が必要になった。その際、車掌の配置もれがあったという。

 発表によると、当該列車は吉川美南駅午前7時発西船橋駅行き(8両編成)。発車間際になり、運転士が「車掌が来ない」と担当部署に問い合わせてミスが発覚した。ホームには乗客約150人がいたが、電車は回送電車として発車した。

 このトラブルで、後続の普通電車に最大12分の遅れが出るなど、乗客約2000人に影響が出た。