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クルマの「ボディカラー」変更したい! どんな方法がある?「全塗装」や「ラッピング」の費用や“必要な期間”について詳しく解説!
愛車のボディカラーを変更するための費用と方法について解説。
全塗装や部分塗装、簡易式オールペンなどの方式による費用と特徴。
塗装前のボディ状態や部品の分解によるトラブルなども考慮しながらカラーチェンジを検討。
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もし、気分転換やリフレッシュのために愛車のボディカラーを変更したい場合、どのくらいの費用が必要になるのでしょうか。
また最近では「ラッピング」で愛車の外装色を変えたという話も聞きますが、塗装するより安く済むのかも気になるところです。
記事では、全塗装やラッピングの費用や詳細について解説します。
まずは塗装してボディカラーを変更するケースについて見てみましょう。
オールペイント(以下「オールペン」)、いわゆる全塗装という方式には、パーツを外さずに別の色に変更する簡易式オールペンのほか、一部のパーツを分解して行う方式、さらに全てのパーツを分解して細部まで塗り直す完全オールペン(通称「全バラ」)があります。
簡易式オールペンの場合、費用は10~30万円が相場となり、業者によっては思いのほか安いことも。
施工期間は塗装工場の忙しさにも左右されますが、2~3週間ほど見れば良いでしょう。
この簡易式オールペンは、パーツを外さずマスキングを施して塗装するため、業者側の手間が少なく、その分コストも安く抑えられます。
一方で、開閉部の裏側など細かい部分までは塗装できないこともあるので、青色のボディを赤にするなど全く違うカラーに塗る場合、細部は色がチグハグになってしまう可能性も把握しておきましょう。
次に解説するのが、最も一般的な“一部のパーツを分解して塗装する”方式です。
その費用は40~60万円で、施工期間も1ヶ月ほどと、簡易式よりも高く長期間にはなりますが、「ここは塗ってほしい」「ここはそのままでも大丈夫」など、要望に応じた塗装を施してもらえることは大きな魅力です。
そして最も高額なのが、細部までしっかり塗装する完全オールペン。
費用は80~100万円と高額で、塗装にかかる時間も一般的に1ヶ月以上にのぼります。
パーツの裏側まで全て新しいボディカラーに塗ることができ、品質も高いのが特徴ですが、その一方で組み直す際のミスが発生するなど、部品を全て分解するゆえのトラブルが起こる可能性もあるようです。
また、すべての方式のオールペンに共通することですが、全塗装をする前のクルマのボディに塗装の剥げやクリア欠け、凹みがある場合、該当箇所を事前に補修する手間がかかるため、その分費用が高くなります。