鉄連・今井新会長が会見 CNなど課題解決に尽力

AI要約

日本鉄鋼連盟の今井正会長は、カーボンニュートラルへの対応やエネルギー構造の問題、人材確保など、鉄鋼業界が直面する課題に取り組む決意を示した。

今井会長は、国内需要の減少や海外市況の軟化など、厳しい事業環境の中で、鉄鋼業界の発展に貢献したいと語った。

安定したベース電源の重要性を強調しながら、CN実現のポイントとなる「3つの山」について言及した。

日本鉄鋼連盟の今井正会長(日本製鉄社長兼COO)は28日、東京・茅場町の鉄鋼会館で開かれた会長就任後初の会見で「カーボンニュートラル(CN)への対応はじめエネルギー構造の問題や人材確保など鉄鋼業が抱える課題は重く、国内需要の減少や海外市況の軟化など事業環境も厳しい。重要な局面を迎えており、鉄鋼業界の発展のために力を尽くしたい」と所信を述べた。CN実現のポイントとなる「3つの山」を示しつつ、産業の競争力につながる安定したベース電源の必要性を強調した。