ダウ平均終値、411ドル安の3万8441ドル…長期金利の上昇で2営業日連続の値下がり

AI要約

ダウ平均株価は29日に411・32ドル安の3万8441・54ドルで終了。米長期金利の上昇により2営業日連続の値下がりとなった。

FRBの金融引き締め懸念から金利が上昇し、これが利払いの負担増大としてインテルやキャタピラーなどの銘柄が売られた。

ナスダック総合指数はIT企業の銘柄が多いため、99・30ポイント安の1万6920・58で終了。

 【ニューヨーク=小林泰裕】29日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比411・32ドル安の3万8441・54ドルだった。米長期金利の上昇を受け、2営業日連続の値下がりとなった。

 米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの懸念から金利が上昇した。利払いの負担が増加して業績の重荷になるとして、半導体大手インテルや建設機械大手キャタピラーなどの銘柄が売られた。

 IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は99・30ポイント安の1万6920・58だった。