マツダ、欧州で新型SUV「CX-80」初公開。3列シート導入で 室内空間は欧州で同社最大
マツダが欧州にて新型クロスオーバーSUV「MAZDA CX-80」を初公開。3列シートSUVで広い室内空間、安全性能も充実。
マツダの直近の業績は好調で、売上高や営業利益が前期比プラス。配当金も過去最高となる60円に増額。
株価動向については記事に触れられていない。
国内大手完成車メーカーのマツダは欧州にて2024年4月18日(現地時間)、新型クロスオーバーSUV「MAZDA CX-80(以下、CX-80)」を初公開しました。
今回はCX-80の特徴を振り返った上で、記事後半では直近の業績や株価動向についても解説します。
それでは早速、初公開された新型車の特徴について見ていきましょう。
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新型SUVであるCX-80はミッドサイズのクロスオーバーで、マツダが欧州で初めて導入する3列シートSUVとなっています。
開発上、「優雅で心豊かなドライビングSUV(Graceful Driving SUV)」を重視しており、またデザインコンセプトも「Graceful Toughness」を掲げていることから、欧州市場で販売するマツダの自動車の中では最も広い室内空間となっています。
安全性能では、「クルージング&トラフィック・サポート(CTS)緊急停止支援機能付」を欧州圏で初採用しており、手放し運転やドライバーの脇見などを検出した際、ドライバーに注意喚起するなどし、事故のリスクを抑える仕様となっています。
欧州では2024年5月に予約受注を開始し、今秋の発売が予定されています。
それでは次に、マツダの直近の業績について振り返りましょう。
マツダは2024年5月10日、2024年3月期通期の決算を発表しました。連結売上高は4兆8276億円(前期比+26.2%)、営業利益は2505億円(同+76.4%)となりました。
米国での販売が好調に推移したほか、車種別では「CX-90」などのラージ商品群や、米国で製造した「MAZDA CX-50」の販売台数が増加しました。
配当金については、1株当たり期末配当30円に加え、特別配当5円を加算し、年間配当は計60円と、過去最高となりました。
それでは次に、マツダの株価動向について見ていきましょう。