千代建、前期事業報告は株主総会継続会で報告へ-米合弁相手の破綻で

AI要約

千代田化工建設は米LNGプロジェクトの合弁相手企業の経営破綻に伴い、前期の決算関連手続きが遅れる可能性がある。

合弁相手の米ザクリ・インダストリアルが連邦破産法11章の手続きを申し立てており、事業からの離脱が審理中。

決算の取りまとめや監査報告が終わった後に事業報告を行う予定。

(ブルームバーグ): 千代田化工建設は29日、米液化天然ガス(LNG)プロジェクトの合弁相手企業の経営破綻に伴い決算関連手続きが完了していないことから、6月28日の株主総会で行う予定だった前期(2024年3月期)の事業報告などは別途開く継続会で実施すると発表した。

発表によると、米テキサス州の「ゴールデンパスLNGプロジェクト」を共同遂行する米ザクリ・インダストリアルが米国連邦破産法11章に基づく手続きを申し立てており、同社の事業からの離脱に関する裁判所による審理が29日時点でも継続している。そのため、決算の取りまとめや監査報告の受領などが終わった後に継続会を開催し報告を行うという。

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