新幹線初の「価格変動制=ダイナミックプライシング」本格導入 博多~熊本が片道3400円~4200円に

AI要約

JR九州は、九州新幹線の博多~熊本間で、日時や列車によって料金が変わる「価格変動制」の本格導入を発表。

価格変動制によって利用の平準化が確認され、インターネット限定の割引きっぷ「九州ネット早特7」で適用される。

新幹線の料金に価格変動制が導入されるのは国内で初めて。

新幹線初の「価格変動制=ダイナミックプライシング」本格導入 博多~熊本が片道3400円~4200円に

JR九州は、九州新幹線の博多~熊本間で、日時や列車によって料金が変わる「価格変動制」を本格導入すると発表しました。片道3400円から4200円の間で変動します。

JR九州では今年3月から九州新幹線博多~熊本間で、日時や列車ごとに異なる料金を適用する「価格変動制」の実証実験を続けています。

■「価格変動制で利用平準化」

これまでに、「価格変動制によって利用の平準化が確認できた」として、7月利用分から本格導入することにしました。

「価格変動制」が適用されるのは、インターネット限定の割引きっぷ「九州ネット早特7」で、出発日の1か月前から7日前までに予約が必要です。

■博多~熊本が3400円~4200円に

実証実験を始める前の「九州ネット早特7」では、博多~熊本間の指定席特急料金が3800円でしたが、価格変動制の導入で、列車によって3400円から4200円まで変動します。

通常のきっぷでは博多~熊本間の指定席特急料金は5230円です。

新幹線の料金に価格変動制が導入されるのは国内で初めてです。